遺言書を書いた後、困るのがその保管場所!!
遺言書を作成しても、亡くなった後にそれを発見してもらえなかったら、
遺言に残した意思を実現することはできません。
かといって…
簡単に発見されてしまう所に保管していたら、盗難・偽造・変造される恐れもあります。
遺言書の保管場所は?
家の中のどこかに保管するのであれば、普段は見ないけれど、
遺品整理の時には、必ずチェックされるような場所…
例えば
☆金庫
☆机の鍵付の引き出し
☆仏壇の中
☆タンスの中 などが考えられます。
より安全なのは、自宅外です。
(信頼できる相続人の1人などに、その旨を伝えておきます。)
☆銀行の貸金庫
開扉の際に、被相続人・相続人の戸籍謄本・印鑑証明が必要
相続人全員の立会いが必要 といった手間がかかるというデメリットも
☆第三者に預ける
※相続人のひとり・知人などに預けるのはなるべく避けた方がいいでしょう
・後見人がある場合には、後見人
・遺言執行者
・司法書士等の法律専門家
※公正証書遺言の場合は、遺言書の原本が公証人役場に保管され、相続が発生した時は
相続人が、公証人役場で公正証書遺言の有無を検索することができます