高齢になり、自己の判断能力が不十分になった時(認知症など)に備えて、契約の締結に必要な判断能力を有しているうちに、ご自身をサポートしてくれる人をあらかじめ選んでおくというものです。
契約なので、誰に支援してもらうか、また何をしてもらうかについて、支援者(サポートしてくれる人)となる人と話し合いながら、自らの意思で決めることができます。
今は元気だけど、将来どうなるか心配…といったときに利用できます。
任意後見の契約内容は登記(※)されます。
法定後見…判断能力が衰えた後、裁判所で支援者を選んでもらう制度です。
任意後見…元気なうちに、自分の意思で、将来の支援者を選ぶ制度です。
「自分でしっかり選べる」という点が、
任意後見の一番のメリットと言えます